ルソーの教育思想

1712年、

ルソーはスイスのジュネーブで生まれた。

生まれてすぐに母を亡くし、

その後父は失踪、10才くらいから

親戚の家をたらいまわしにされ

学校に行かせてもらえず、

時計職人の弟子として働いた。

一方、いとこは学校に行っていた。

ルソーはこの状況に我慢できず、家を出る。

そして一旦、不良になってしまったルソー。

(確かに、ここまでされたらグレたくなる)

しかし、そんな彼にも転機が訪れる。


ジュネーブ生まれでフランス語を喋れる彼は

フランスのパリに勉強を求め行く。

夜は3K(きつい、汚い、危険)のバイトをし、昼は国立博物館で勉強をした。

ルソーはかっこよく、頭がきれ、かげがあり、野心がある。

そんな16歳のルソーに惹かれたのは

ヴァランス夫人だった。

夫人はルソーが望むものはなんでも与えた。

勉強できる空間、書物、とにかく尽くした。

そしてルソーは1755年、『人間不平等起源論』を発表する。

『文明はひとを堕落させる』と説いた彼は

人間の本性は完全な善であるとした。

例えば、人はお金を作り出すことで心を奪われ、だますようになる。

学校では学び過ぎた知識から人をだますことを学ぶ。

学校へいくな、と言った。

(私はここを聞いたとき衝撃だった。)


彼は学校教育をも否定し、

消極教育を掲げる。

「あれもこれも教えんでいい!」て。

その後、ルソーは女性関係をきっかけに

ヴァランス夫人に追放され、

貧しい女性と出会い、

4人の子どもを授かるが、孤児院に預ける。

子どもといくつかのお金を一緒に添えた。

彼の行動をどう思うだろう。

わたしはえ、、、ひどい、て思った。

彼がそうした理由は

「自分は親になる資格はない」

と思ったかららしい。

1人で育ってきた彼は子供の育て方が分からなかった。

そして彼は世界一の子育て書と言われる

フィクションの物語を出す。

それが『エミール』。

彼は彼自身が育ってきたように、

子どもは知りたい!と思ったときに学ぶ、

人は優劣関係なく、

経験を通して学ぶことができる、とする

経験主義を説いた。

でもおかしいよね、子ども育ててないのに

子育て書って。

ここにでてくる女性はすごく優しくて、

健康な人物像。

でも親の役割は一切出てこないらしい、

ルソーは親を知らないから。



そこまでをずっと先生の話を聞いて

追いつけるようにメモをとって

気づいたら授業終わってました。早っ。

聞いてるのをそのまま書いてみたのですが、

聞き間違い等あるかと思いますので

そのときはご指摘ください。




わたし、ルソーさんが言ってる

経験主義、わかる!て思った。



高校のときALTの先生がかっこよくて

何回もお昼やすみに英語でしゃべりにいって

お手紙も何回も渡したことが

後の大学での勉強に活かされたり、

大学のときにアパレルで学んだことが

今も活かせたり、

挙げればがきりがありません。

経験を通して自分が知りたい!

と思って学ぶことって

自分にとって影響が大きかったな、と思う。




今、色んな勉強が繋がって面白い。

教育の歴史、英語の教育法、心理言語学とか、身の回りが全部繋がってる!本間に!

感動する!帰り道もずっと考えてる。

今日は『これもこれも繋がってるやん、この電柱でさえ繋がるんちゃうか』て思ってる自分にちょっと引いた。。

けど繋がってるんねん!本当に!



もっと高校のとき歴史しっかりやっておきたかったなぁと思いながら、
ボロボロのタペストリー(歴史の参考書)を

手元に置いてこの文章を書いています。


でも、ボロボロになった本当の理由は

お茶による被害です。。。


けどけど一生懸命勉強したのも確か!


夏休みにもう一回世界史と日本史をさらえようかと計画しています。



Thank you.

Moe

EGALISH

When given the choice between being right or being kind, choose kind.

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